脊柱管狭窄症の高齢者に対応!カイロプラクティックで諦めない生活を

脊柱管狭窄症でお悩みではありませんか?特に高齢になると、腰の痛みや足のしびれ、歩行困難といった症状で、活動的な生活を諦めてしまいがちです。このページでは、高齢者の脊柱管狭窄症に対し、カイロプラクティックがどのように対応し、再び前向きな毎日を取り戻すお手伝いができるのかを解説します。脊柱のバランス調整で神経への負担を軽減し、身体本来の回復力を引き出すカイロプラクティックは、薬や手術に頼らない保存療法として、痛みの緩和や歩行距離の改善、日常生活の質の向上を安全にサポートできる理由と、ご自宅でできるセルフケアまで詳しくご紹介します。

1. 脊柱管狭窄症に悩む高齢者の方へ カイロプラクティックという選択肢

1.1 高齢者の脊柱管狭窄症 よくあるお悩み

年齢を重ねるにつれて、身体のあちこちに不調を感じることは少なくありません。特に脊柱管狭窄症は、高齢者の方々にとって日常生活に大きな影響を及ぼす疾患の一つです。多くの方が、次のようなお悩みを抱えていらっしゃいます。

お悩みの種類具体的な症状や影響
腰や足の痛み・しびれ腰からお尻、太ももの裏側、ふくらはぎにかけて、痛みやしびれが慢性的に続くことがあります。座っているときは楽でも、立ち上がると症状が悪化するケースも多く見られます。
歩行困難(間欠性跛行)少し歩くと足に痛みやしびれが生じ、休憩しないと歩き続けられない状態です。「間欠性跛行」と呼ばれ、生活の質を大きく低下させる要因となります。
活動範囲の制限以前は楽しんでいた散歩や買い物、旅行などが困難になり、外出をためらうようになることがあります。これにより、社会的な交流が減り、孤独感を感じる方もいらっしゃいます。
精神的な負担慢性的な痛みや身体の自由が利かないことから、将来への不安や精神的な落ち込みを感じることがあります。日常生活のあらゆる場面で、この疾患が影を落とすことも少なくありません。
諦めの気持ち「もう年だから仕方ない」「手術は怖いし、薬も効かない」と、症状の改善を諦めてしまっている方もいらっしゃいます。しかし、まだできることはたくさんあります。

これらの症状は、ただ身体的な苦痛だけでなく、精神的な負担も伴い、「もう以前のような生活は送れないのではないか」という不安につながることが少なくありません。しかし、諦める必要はありません。

1.2 諦めていた生活を取り戻すために

脊柱管狭窄症の症状に悩む高齢者の方々にとって、「以前のように自由に動きたい」「痛みなく歩きたい」という願いは切実なものです。しかし、薬や手術といった選択肢に抵抗を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、ぜひ知っていただきたいのが、カイロプラクティックという選択肢です。カイロプラクティックは、身体が持つ本来の回復力を引き出し、症状の根本的な改善を目指す保存療法です。特に高齢者の脊柱管狭窄症に対して、以下のような希望を提供できる可能性があります。

  • 痛みの緩和と歩行距離の改善:身体のバランスを整え、神経への圧迫を軽減することで、痛みやしびれの緩和が期待できます。これにより、歩行が楽になり、活動範囲が広がる可能性があります。
  • 身体機能の向上:脊柱や骨盤の歪みを調整し、関節の動きをスムーズにすることで、身体全体の機能が向上します。これにより、日常生活動作がより楽になることが期待されます。
  • 生活の質の向上:身体的な苦痛が減り、活動的になることで、精神的な負担も軽減され、再び趣味や外出を楽しめるようになるなど、生活の質が向上することが期待できます。

カイロプラクティックは、薬や手術に頼らずに、ご自身の身体が持つ力を最大限に引き出すことを目的としています。脊柱管狭窄症の症状で諦めかけていた生活を、もう一度前向きに、そして活動的に過ごすためのサポートをさせていただきます。

2. 脊柱管狭窄症とは 高齢者特有の症状と原因

2.1 脊柱管狭窄症の基本的なメカニズム

脊柱管狭窄症は、その名の通り、背骨の中を通る「脊柱管」というトンネルが狭くなることで起こる症状です。この脊柱管の中には、脳から続く大切な神経の束である脊髄や、そこから枝分かれする神経が通っています

加齢とともに、私たちの体には様々な変化が現れます。特に、脊柱を構成する骨(椎骨)や、骨と骨の間でクッションの役割を果たす椎間板、そして脊柱管の周囲にある靭帯などが長年の負担や老化によって変形したり、厚くなったりすることがあります。これにより、脊柱管の内側の空間が狭くなり、中に通っている神経が圧迫されてしまうのです。

神経が圧迫されると、痛みやしびれ、筋力の低下など、様々な不快な症状を引き起こします。これが脊柱管狭窄症の基本的なメカニズムです。

2.2 高齢者に多く見られる脊柱管狭窄症の特徴

脊柱管狭窄症は、特に高齢者の皆様に多く見られる症状です。その理由は、やはり長年にわたる身体への負担と加齢による組織の変性にあります。

若い世代では、特定の原因による神経圧迫が多い傾向にありますが、高齢者の脊柱管狭窄症は、椎間板の膨隆、椎骨の変形(骨棘形成)、そして脊柱管を囲む靭帯(特に黄色靭帯)の肥厚など、複数の要因が複合的に絡み合って進行することが特徴です。

また、症状の進行も比較的ゆっくりであることが多く、初期の段階では自覚症状が少ないこともあります。しかし、一度症状が現れると、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。特に、腰部の脊柱管狭窄症が多く、下肢の症状として現れることが一般的です。

2.3 間欠性跛行など脊柱管狭窄症の主な症状

脊柱管狭窄症の代表的な症状として、「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」が挙げられます。これは、歩き始めは問題なくても、しばらく歩くと足やお尻に痛みやしびれ、だるさなどが現れ、歩き続けることが困難になる症状です。

しかし、少し前かがみになったり、座って休んだりすると、症状が和らぎ、再び歩けるようになるという特徴があります。この「歩いては休み、休んでは歩く」という状態を繰り返すのが間欠性跛行です。

その他にも、以下のような症状が見られることがあります。

症状の種類具体的な内容
下肢の痛み・しびれお尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足先にかけて、片側または両側に痛みやしびれが現れます。坐骨神経痛と似た症状が出ることもあります。
下肢の脱力感足に力が入りにくくなり、つま先が上がりにくい、つまずきやすいといった症状が出ることがあります。
冷感・異常感覚足の感覚が鈍くなったり、冷たく感じたりすることがあります。
膀胱直腸障害(重症の場合)ごく稀に、排尿や排便のコントロールが難しくなるといった重い症状が現れることがあります。これは、脊髄や神経根が強く圧迫されているサインであり、注意が必要です。

これらの症状は、ご自身の生活の質を大きく低下させる可能性があります。早期に適切な対応を検討することが大切です。

3. カイロプラクティックが脊柱管狭窄症の高齢者に対応できる理由

3.1 脊柱のバランス調整による神経圧迫の軽減

脊柱管狭窄症は、背骨の中を通る脊柱管が狭くなり、そこを通る神経が圧迫されることで、痛みやしびれといった症状が現れる状態です。特に高齢者の方の場合、長年の生活習慣や加齢による骨格の変化が積み重なり、脊柱の歪みや関節の機能低下が進んでいることが少なくありません。

カイロプラクティックでは、この脊柱の歪みや個々の椎骨の動きの悪さに着目します。施術では、まず丁寧な検査を通じて、どの部分の脊柱や骨盤に機能的な問題があるのかを特定します。そして、手技によってその機能低下している関節の動きを改善し、脊柱全体の自然なカーブとバランスを取り戻すことを目指します。

脊柱のバランスが整うことで、神経が圧迫されている部分の負担が軽減され、神経の通り道が確保されやすくなります。これにより、神経への圧迫が和らぎ、脊柱管狭窄症による痛みやしびれの緩和に繋がることが期待できます。

3.2 身体の機能改善と自然治癒力の向上

脊柱管狭窄症の症状は、痛みやしびれだけでなく、歩行困難や日常生活動作の制限にも繋がることが多く、活動量の低下を招きがちです。活動量が減ると、筋力の低下や関節の柔軟性の喪失が進み、さらに症状が悪化するという悪循環に陥ることもあります。

カイロプラクティックの施術は、単に痛みを一時的に抑えるだけでなく、身体が本来持っている自然治癒力や回復力を高めることを目的としています。脊柱のバランスが整い、神経系の働きが正常化することで、身体の各部位への神経伝達がスムーズになります。これは、筋肉の動き、血流、さらには内臓の機能や免疫力といった全身の機能に良い影響を与えます。

また、関節の動きが改善し、周囲の筋肉の緊張が和らぐことで、身体全体の機能が向上します。これにより、血行が促進され、栄養や酸素が身体の隅々まで行き渡りやすくなり、身体が自ら回復する力を高めることに繋がるのです。結果として、痛みを感じにくい身体、動きやすい身体へと変化していくことが期待できます。

3.3 薬や手術に頼らない保存療法としての役割

高齢者の方にとって、脊柱管狭窄症の治療において、薬の長期服用や手術は、身体への負担や副作用、合併症のリスクを伴う場合があります。そのため、できる限り薬や手術を避けたいと考える方も少なくありません。

カイロプラクティックは、薬や手術に頼らない保存療法の一つとして、脊柱管狭窄症の症状改善に貢献できる選択肢です。保存療法とは、手術以外の方法で症状の緩和や機能改善を目指す治療法の総称を指します。カイロプラクティックでは、手技による身体への直接的なアプローチを通じて、脊柱の構造的な問題に働きかけ、身体本来の機能を取り戻すことを目指します。

このアプローチは、身体への負担を最小限に抑えながら、症状の進行を抑制し、日常生活での不快感を軽減することを目指します。特に、薬の副作用が心配な方や、手術を避けたいと考えている高齢者の方にとって、カイロプラクティックは有効な選択肢となり得るでしょう

カイロプラクティックのアプローチ主な内容期待される効果
脊柱のバランス調整手技による骨格の歪みやズレの改善、関節機能の回復神経圧迫の軽減、痛みやしびれの緩和、姿勢の改善
身体機能の改善関節可動域の向上、筋肉の緊張緩和、血行促進自然治癒力の向上、活動範囲の拡大、身体の柔軟性向上
保存療法としての役割薬や手術に頼らない身体本来の回復力への働きかけ身体への負担軽減、症状の進行抑制、生活の質の向上

4. 高齢者の脊柱管狭窄症に対するカイロプラクティック施術の流れ

脊柱管狭窄症でお悩みの高齢者の方々が、カイロプラクティックの施術に対して抱く不安を解消し、安心して一歩を踏み出せるよう、ここでは具体的な施術の流れについて詳しくご説明いたします。

4.1 丁寧な問診と身体検査

カイロプラクティックの施術は、まず丁寧な問診と詳細な身体検査から始まります。高齢者の脊柱管狭窄症は、一人ひとり症状の出方や進行度が異なるため、この初期段階が非常に重要です。

問診では、現在お困りの痛みやしびれの場所、その強さ、いつから症状が出ているのか、どのような時に症状が悪化・軽減するのかを詳しくお伺いします。また、間欠性跛行の具体的な状況、日常生活での困りごと、過去の病歴、服用されているお薬、生活習慣などもお尋ねし、お客様の全体的な健康状態と生活背景を把握することに努めます

身体検査では、まずお客様の姿勢を多角的に確認します。次に、脊柱や骨盤の歪み、関節の可動域、筋肉の緊張具合、神経の働きなどを慎重に評価していきます。触診によって、脊柱の特定の部位や周辺組織の状態を細かく確認し、痛みの原因となっている箇所や機能不全を起こしている部分を特定します

これらの問診と身体検査を通じて、お客様一人ひとりの脊柱管狭窄症の状態を正確に理解し、最適な施術計画を立てるための大切な情報収集を行います。高齢者の方には、無理のない範囲で、ゆっくりと丁寧に進めてまいりますのでご安心ください。

4.2 個々の状態に合わせた安全な施術計画

詳細な問診と身体検査の結果に基づき、お客様一人ひとりの身体の状態、症状の程度、生活習慣、そして回復への目標を考慮したオーダーメイドの施術計画をご提案いたします。高齢者の方の身体はデリケートであり、骨密度や筋力、関節の柔軟性も若い方とは異なるため、安全性には最大限の配慮をいたします

施術計画では、具体的にどのようなアプローチを行うのか、施術の頻度や期間の目安、期待できる効果について、わかりやすく丁寧にご説明します。お客様にご納得いただいた上で施術を進めることを大切にしておりますので、疑問点や不安なことがあれば、いつでもお気軽にご質問ください。

特に高齢者の脊柱管狭窄症の場合、急激な変化ではなく、身体が無理なく適応できるような穏やかなペースでの改善を目指します。お客様の体調やその日の状態に合わせて、施術内容を柔軟に調整し、常に安全を最優先に考えた計画を立ててまいります。

4.3 脊柱や骨盤への穏やかなアプローチ

カイロプラクティックの施術は、脊柱や骨盤のバランスを整えることに重点を置きます。脊柱管狭窄症の場合、脊柱の配列の乱れや骨盤の歪みが神経への圧迫を増強させていることが少なくありません。そこで、これらの構造的な問題に対し、身体に負担の少ない穏やかな手技でアプローチしていきます

具体的な施術では、関節の動きが制限されている部分に対して、優しく、しかし的確な調整を行います。例えば、脊柱の関節の動きを改善するモビリゼーションや、緊張している筋肉を緩和させるための手技などが含まれます。これらは、神経の圧迫を軽減し、血流を改善することで、痛みの緩和やしびれの軽減に繋がることを目指します

また、骨盤の歪みは脊柱全体のバランスに大きく影響するため、骨盤の調整も重要な要素です。骨盤を正しい位置に導くことで、身体全体の重心が安定し、歩行時の負担が軽減されることが期待できます

カイロプラクティックの施術は、力任せに行うものではありません。お客様の呼吸や身体の反応を感じ取りながら、細心の注意を払って丁寧に施術を進めます。高齢者の方でも安心して受けられるよう、常に身体への負担を最小限に抑え、快適に施術を受けていただけるよう努めております。

5. カイロプラクティックで期待できる効果と安全性

5.1 痛みの緩和と歩行距離の改善

脊柱管狭窄症の高齢者の方々が最も強く感じているお悩みの一つに、腰や下肢の痛みやしびれ、そして歩行困難があります。特に、少し歩くと痛みやしびれが出てしまい、休憩をしないと歩き続けられない「間欠性跛行」は、日常生活を大きく制限してしまう症状です。

カイロプラクティックでは、脊柱の歪みや関節の機能不全を調整することで、神経への圧迫を軽減し、これらの症状の緩和を目指します。具体的には、以下のような改善が期待できます。

改善される主な症状・状態カイロプラクティックで期待できる効果
腰や下肢の痛み・しびれ神経圧迫の軽減により、慢性的な痛みが和らぎ、しびれの頻度や強さが減少することが期待できます。
間欠性跛行休憩なしで歩ける距離が伸びたり、歩行中の痛みが軽減したりすることで、より長く、楽に歩けるようになるでしょう。
身体のバランスの悪さ脊柱や骨盤のバランスが整うことで、姿勢が安定し、歩行時のふらつきが軽減されやすくなります。

これらの変化は、諦めていた散歩や買い物など、外出の機会を増やすことにもつながります。

5.2 日常生活の質の向上と活動範囲の拡大

痛みが和らぎ、歩行が改善されることは、単に身体的な変化にとどまりません。高齢者の方々にとって、日常生活の質が向上し、活動範囲が広がることは、精神的な充実感や生きがいにも直結します。

  • 家事や趣味の継続
    腰の痛みが軽減することで、庭いじりや裁縫、料理などの趣味や家事をより快適に続けられるようになります。
  • 外出や社会参加の促進
    歩行距離が伸び、痛みが減ることで、友人との交流や地域のイベントへの参加など、積極的に外出する機会が増えるでしょう。これは、社会的な孤立を防ぎ、精神的な健康を保つ上でも非常に重要です。
  • 睡眠の質の改善
    身体の不調や痛みが軽減されることで、夜間の不快感が減り、より深い睡眠を得られることが期待できます。良質な睡眠は、日中の活動エネルギーを高め、全身の回復力を促進します。

カイロプラクティックは、単に症状を和らげるだけでなく、高齢者の方々が自分らしい、活動的な生活を再び送れるようになることを目指しています。

5.3 高齢者でも安心して受けられる安全性への配慮

カイロプラクティックの施術は、高齢者の方々の身体の状態に細心の注意を払いながら行われます。特に、骨がもろくなりがちな高齢者の方々に対しては、安全性を最優先したアプローチが不可欠です。

  • 丁寧な問診と身体検査
    施術前には、現在の症状、既往歴、生活習慣などを詳しくお伺いし、脊柱や関節の状態を丁寧に検査します。これにより、お一人おひとりの身体に合わせた安全な施術計画を立てることができます。
  • 穏やかでソフトな施術
    高齢者の方々には、身体に負担の少ない、穏やかな手技を中心に施術を行います。強い力で関節を動かすようなことはせず、筋肉の緊張を和らげ、関節の動きをゆっくりと改善していくアプローチが一般的です。
  • 状態に応じた施術の調整
    骨粗しょう症やその他の健康状態を考慮し、施術の強度や方法を慎重に調整します。無理のない範囲で、その日の体調や反応を見ながら、柔軟に施術内容を変更していきます。
  • 施術後の説明とアドバイス
    施術後には、身体の状態や今後の見通しについて丁寧に説明し、日常生活での注意点やセルフケアの方法について具体的なアドバイスを行います。これにより、安心して施術を受け、ご自宅でのケアにも取り組めるようサポートいたします。

カイロプラクティックは、高齢者の方々が安全に、そして安心して身体のケアを受けられるよう、きめ細やかな配慮を心がけています。

6. 脊柱管狭窄症の高齢者が自宅でできるセルフケアと生活の工夫

カイロプラクティックによる施術で身体のバランスを整えた後も、日常生活でのセルフケアや工夫は、症状の安定と改善に非常に重要です。特に高齢者の方にとっては、無理なく続けられる方法を見つけることが、快適な生活を送るための鍵となります。ここでは、ご自宅で実践できるセルフケアと、日々の生活で意識したいポイントをご紹介します。

6.1 姿勢の意識と簡単な体操

脊柱管狭窄症の症状は、姿勢によって大きく左右されることがあります。特に、脊柱管を広げるような姿勢を意識したり、身体の柔軟性を保つための簡単な体操を取り入れたりすることで、神経への圧迫を軽減し、痛みの緩和に繋がる可能性があります。

6.1.1 日常生活で意識したい正しい姿勢のポイント

脊柱管狭窄症の症状は、前かがみの姿勢で楽になる傾向があります。しかし、常に前かがみでは他の部位に負担がかかるため、身体全体のバランスを考慮した姿勢を意識することが大切です。

場面意識するポイント
立っている時背筋を軽く伸ばし、お腹を少し引っ込めるように意識してください。顎を引き、視線はまっすぐ前を向くようにします。長時間の立ち仕事では、片足を台に乗せるなどして腰への負担を軽減する工夫も有効です。
座っている時椅子の奥まで深く腰掛け、背もたれに寄りかかることで腰への負担を減らします。足裏はしっかりと床につけ、膝の角度が90度になるように調整してください。長時間座る場合は、定期的に立ち上がって身体を動かすことが大切です。
寝ている時仰向けで寝る場合は、膝の下にクッションや丸めたタオルを入れて膝を軽く曲げると、腰の反りを抑えられ、楽に感じる場合があります。横向きで寝る場合は、膝を軽く曲げて抱え込むような姿勢が、脊柱管への負担を軽減しやすいです。

6.1.2 高齢者でも安全にできる簡単な体操

ご自宅で無理なくできる簡単な体操は、身体の柔軟性を保ち、脊柱や骨盤のバランスをサポートするのに役立ちます。痛みを感じる場合はすぐに中止し、決して無理をしないでください

体操の種類方法と期待できる効果
骨盤の傾斜運動仰向けに寝て膝を立てます。息を吐きながら腰を床に押し付けるように骨盤を後傾させ、息を吸いながら元の位置に戻します。これをゆっくりと10回程度繰り返します。腰回りの筋肉をほぐし、脊柱の柔軟性を高める効果が期待できます。
膝抱え込みストレッチ仰向けに寝て、片方の膝を両手で抱え、ゆっくりと胸に引き寄せます。お尻や腰の筋肉が伸びるのを感じながら20秒ほどキープし、反対の足も同様に行います。股関節の柔軟性を高め、腰への負担を軽減するのに役立ちます。
猫のポーズ(簡易版)四つん這いになり、手は肩の真下、膝は股関節の真下に置きます。息を吐きながら背中を丸め、おへそを覗き込むようにします。息を吸いながら背中を軽く反らせます(無理のない範囲で)。脊柱全体の柔軟性を促し、神経の圧迫を和らげる効果が期待できます。

6.2 日常生活で気をつけたい動作

日々の何気ない動作にも、脊柱管狭窄症の症状を悪化させないための工夫があります。身体に負担をかけない動き方を意識することで、痛みの発生を抑え、活動範囲を広げることができます

6.2.1 歩行時の工夫

  • 杖や歩行器の活用: 間欠性跛行の症状がある場合、杖や歩行器を使用することで身体を支え、前かがみの姿勢を保ちやすくなり、歩行距離の延長に繋がります。
  • 小股でゆっくりと歩く: 大股で歩くと腰への負担が大きくなることがあります。小股でゆっくりと、地面を蹴り出すように歩くことで、安定した歩行を心がけてください。
  • 休憩をこまめに取る: 症状が出始めたら、すぐに座って休憩を取ることが大切です。公園のベンチや商業施設の休憩スペースなどを活用し、無理のない範囲で外出を楽しんでください。

6.2.2 立ち上がり・座り方の注意点

  • 手すりや家具を活用する: 椅子やベッドから立ち上がる際は、近くの手すりや安定した家具に手をついて、ゆっくりと身体を起こしてください。膝や腰への急な負担を避けることができます。
  • 深く腰掛ける: 座る際は、椅子の奥まで深く腰掛け、背もたれに身体を預けることで、腰への負担を軽減します。

6.2.3 重いものを持ち上げる時の工夫

重いものを持ち上げる際は、腰をかがめるのではなく、膝を曲げて腰を落とし、物と身体を近づけてから持ち上げるようにしてください。荷物を分散させたり、キャスター付きの買い物カートを利用したりするのも良い方法です。

6.2.4 靴選びのポイント

クッション性があり、かかとの低い安定した靴を選びましょう。足元が不安定だと、身体のバランスが崩れやすくなり、脊柱への負担が増す可能性があります。紐でしっかりと固定できるタイプや、マジックテープで調整できるものがおすすめです。

6.2.5 家事を行う際の工夫

中腰の姿勢を長時間続けると、腰に大きな負担がかかります。掃除機をかける際は柄の長いものを選んだり、台所での作業は椅子に座って行ったりするなど、身体に負担の少ない方法を工夫してください。休憩を挟みながら、無理のない範囲で家事をこなしましょう。

6.3 家族ができるサポート

脊柱管狭窄症を抱える高齢者の方にとって、ご家族の理解とサポートは、何よりも心強いものです。精神的な支えはもちろん、日常生活での具体的な手助けや環境整備も大切です。

6.3.1 精神的な支えとコミュニケーション

  • 傾聴と共感: 症状による痛みや不安を話す機会を設け、じっくりと耳を傾けてください。共感の言葉をかけることで、安心感を与えることができます。
  • 前向きな声かけ: 「焦らず、ゆっくりで大丈夫だよ」「少しずつ良くなっているね」など、前向きな言葉で励まし、セルフケアの継続をサポートしてください。

6.3.2 日常生活での具体的なサポート

  • 家事や買い物の手伝い: 重いものを持つ作業や、長時間立ち続ける家事、遠くへの買い物など、負担の大きい活動を積極的に手伝ってください。
  • 外出時の付き添い: 一緒に散歩に出かけたり、外出先での休憩を促したりすることで、安心して活動できる環境を提供できます。
  • セルフケアの継続支援: 一緒に簡単な体操をしたり、体操の時間を設けたりすることで、セルフケアの習慣化をサポートしてください。

6.3.3 安全な生活環境の整備

  • 手すりの設置: 階段や浴室、トイレなど、立ち座りや移動が多い場所に手すりを設置することで、転倒のリスクを減らし、安心して生活できる環境を整えます。
  • 段差の解消: 屋内にある小さな段差でも、高齢者の方にとっては転倒の原因となることがあります。スロープを設置したり、敷居をなくしたりするなどの工夫を検討してください。
  • 滑りにくい床材: 廊下や浴室など、滑りやすい場所には滑り止めマットを敷くなどして、安全性を高めましょう。
  • 適切な照明: 足元がよく見えるように、十分な明るさの照明を確保してください。夜間の移動にはフットライトなども有効です。

7. まとめ

高齢者の脊柱管狭窄症は、間欠性跛行などの症状により、日常生活に大きな支障をきたしがちです。しかし、カイロプラクティックは、脊柱や骨盤のバランスを整え、神経への圧迫を穏やかに軽減することで、つらい症状の緩和と身体機能の改善を目指します。薬や手術に頼らない保存療法として、お一人おひとりの状態に合わせた安全な施術を提供し、痛みの軽減や歩行距離の改善、活動範囲の拡大に貢献します。諦めていた生活の質を取り戻し、前向きな毎日を送るための一助となるでしょう。何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

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ABOUT US
寺田 修司茨城出身 50代 カイロプラクター
茨城県つくば市にて2院のカイロプラクティック院を経営しています。 施術実績のべ20万人以上!  日本カイロプラクティックセンターつくば 院長  日本カイロプラクティックセンターつくばANNEX 総院長  東洋カイロプラクティック協会 会長。  NPO法人東洋カイロプラクティック普及協会 会長  元横浜カイロプラクティック学院・臨床講師  施術者養成講座 主宰  歯並び育成アドバイザー 肩こりが歯並びやくいしばりから来ていることに注目し、歯並び育成アドバイザーの資格取得。 歯科医師向けの姿勢改善の為の講師をしています。